| 福山うどんプチツアー（番外編） 〜 Ｈ１５．７．１６ |
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| 本当は、７月は本場香川へ讃岐うどんツアーに行く予定だったのである。しかし、我が事務所では某プロ野球チームみたいに故障者続出状態。特に、この旅行記では最多出演で、最近はずうずうしくも出演料まで要求しているぽんぽこりんの体調が思わしくないらしく、長距離輸送は無理のようだ。 ぽんぽこりん 「長距離輸送って、わたしゃ〜ウマか？」 しょちょー 「どっちかというとタヌキじゃが・・・」 ぽんぽこりん 「そういう問題じゃなくて・・・」 ぽんぽこりんの居ない”ゆ〜れい職員旅行記”はクリープを入れないナントカみたいなので（古い？）、今回はぽんぽこりんに負担のかからないように、最近讃岐うどんを掲げた店の進出が著しい福山市内を攻めることにするあるよ。まあ、なんてやさしい所長さん、素敵！ ぽんぽこりん 「自分で言ようりゃ〜、しゃあないわぁ〜。」 幸い、福山に怪しいうどん屋があるという情報は、既に”ゲッツ”してあるのだ。 |
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| お多福 |
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| ある日、某本屋で食べ物関係の本を立ち読みしていたら、福山に怪しいうどん屋を発見。どうやらスゴイうどん屋らしい。どこがどうスゴイかというと・・・こう、スゴイんである。 ぽんぽこりん 「全然分からんがな。」 そりゃ、どうスゴイかは行ってからのお楽しみである。 そういうわけで、７月某日昼過ぎ、福山北吉津の某スーパーと某日用品店の共同駐車場に集合。 くまプ〜 「そんなん、某とか言ってもバレバレじゃん。某日いうのも表題でバレとるし・・・。」 いいの。それでは今回のメンバーを紹介しよう。 しょちょー 「こいつらです。」 ぽんぽこりん、くまプ〜、キリンちゃん 「お〜い！ ちゃんと紹介せい！」 そう、ぽんぽこりん・くまプ〜・キリンちゃん、いつもの３人である。いずれは１ページまるごと使って、君らの紹介のページを作るから、期待しときや。 ぽんぽこりん、くまプ〜、キリンちゃん 「どうせボロクソ書くんじゃから、安心できんわい！」
まず、目指す店の名は「お多福」。ここからは歩いてすぐである。しかし油断してはいけない。ここも香川の怪しい製麺所系のうどん屋と一緒で、近くに来てもそこがうどん屋だとは分からないのである。我々はかろうじて「営業中」と書かれた看板を発見し、民家のような建物の中に入っていった。 店内はというと、３テーブルに１２席とこじんまりしているが、店構えの怪しさとはうって変わってなかなかオシャレな感じ。すでに数名の客がいたが、ちょうど１テーブル空いていたので、そこに陣取って注文の仕方を観察。一般店のような佇まいだが、基本的に受け取り・返却はセルフのようだ。私とくまプ〜とキリンちゃんはざるうどんを、ひねくれ者のぽんぽこりんは、ざるそばを注文した。余談ではあるが、何年か前に流行った動物占いによると、ぽんぽこりんは「蕎麦が好きな古ダヌキ」なんだそうだ。 くまプ〜、キリンちゃん 「そのまんまじゃ〜。」 ぽんぽこりん 「うるちゃい！ そんなこと言ようたら、今日もキレまくるぞ〜！」 この店は、注文を聞いてから茹でるので、ざるうどんの場合は約１２分待つことになる。うどん店で待たされるのは、出来たてが食べられるということなので大歓迎だ。待ってる間に蕎麦湯をいただく。ここでは蕎麦湯が常備されていて、うどんの注文の人でも自由に飲むことができ、またこの蕎麦湯がおいしいのじゃ〜。特に蕎麦湯を割るつけダシが絶品。こりゃ、これをつけて食べるうどんも相当期待できるぞ。 予定通り１２分待って出てきたざるうどんの麺はなんだかすごく太い。口に入れると”ウッヒョ〜”、滑らかさとか粘りというものには程遠いけど、噛んだときの押し戻しがスゴイ。そして小麦の香りがこりゃまたスゴイ。香川に行ってもこれだけ風味のある麺は無いと思うぞ。聞くところによると、国産小麦のみを使用していて、この独特の風味はそのためらしい。さぬきうどんとは全然違うものに仕上がってるけど、これはこれでおいしい。 ここは、うどんやそばの他にも玄米や大豆を使った日替わり御飯や酵母パン、クッキーも売っていて、大将は相当素材にこだわっている様子。うどん屋というよりは自然食のお店といった感じ、手が込んでいる割には値段も良心的で、雰囲気もいいし、なんだか隠れ家のよう。今度は他のうどんメニュー（釜上げと釜玉）にも挑戦したいし、なんだかリピートしたい不思議なお店だ。 我々は、素敵な隠れ家を見つけたことに満足して店を後にした。 |
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| はなまるうどん福山川口店 |
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| 次に目指すは「はなまるうどん川口店」。福山では「三吉店」に次ぐはなまる２号店だ。ここでは私がしょうゆうどん小にちくわの磯辺揚げ、他の３名はかけ小にゲソ天とささみ天を注文。まあ味は全体として無難なところか。しょうゆうどんは使用する醤油が私の口には少し合わない。天ぷら類は香川の藤原屋のもの（やまうちや宮武にあるヤツ）に慣れてしまうと全然物足りない。同じくらいの値段なのに、大きさが３倍くらい違うぞ！ 以上。 キリンちゃん 「えらい店の紹介少ないねぇ〜。」 まあ、ここは全国チェーンだから、そう際立った特徴はないからねぇ〜。強いてあげれば、別の日に「はなまるうどん岡山駅前店」で食べた温泉卵ぶっかけがおいしかったぞ。たぶん、はなまるのどの支店でも食べられるハズじゃ。 ぽんぽこりん 「おっさんもいろんなところに行っとるの〜。」 |
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| わらごや 〜 道路より見学のみ 〜 |
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| 実は私にはもうひとつの隠し玉の情報があったのだ。福山港の近く、店の名は「わらごや」。最近できた店で、店長は本場香川からフェリーで通って来てるらしい。こりゃ〜期待できそうだが、時は既に２時近く。この店の営業時間は２時迄。今から行って間に合わないことはないが、閉店間際のすかすかの麺食べたんじゃ評価はできないので、今回は店の場所の確認だけして、次回に楽しみをとっておくことにした。 詳しい場所がわからなかったので、いったん福山港まで行って、住所を頼りに大きな通りを西へ。少し走ると右側（北側）に「わらごや」の看板発見。その奥を見ると、な〜んと！ 工場か倉庫跡のような建物の中がうどん屋に・・・。こりゃまた香川の製麺所級の怪しさだ。ほんとに次回の訪問が楽しみだぞ。 うどん屋２軒も行ってお腹いっぱいのはずにもかかわらず、この後、水呑の「湯布院」というところ（温泉ではない）でアイスクリーム食べて、更に北吉津に戻ってクレープ食べて・・・、デザート別バラとは言うけれど、ほんとにこの人らの胃はウシじゃぞ！ ぽんぽこりん、くまプ〜、キリンちゃん 「あんたも食べとるじゃろ〜が〜！」 平成１５年７月２４日 記 ※ 残念ながら、ココに出てくる３店は全部閉店してしまいました。誰のノロイじゃ〜！ |
