第2回 タコ食い職員旅行 〜 H14.3.17


 ぽんぽこりん 「第1回はどうしたんじゃ〜?」
 しょちょー 「だって、もう2年前の話だからはっきり覚えてないもん。」
 ぽんぽこりん 「そうよねぇ〜。所長も年じゃけえねぇ〜。よっ、御老体! 御隠居!」
 しょちょー 「やかましいわい!」

 そういうわけで(どういうわけじゃ?)、いきなり第2回職員旅行の話である。ちなみに私は2年前の話を覚えていなかったが、ぽんぽこりんは朝何を食べたかを昼には忘れてしまう。更には、自分の子供に年をゴマかしている。
 ぽんぽこりん 「関係ないじゃろ〜が〜!」


       ホワイトデー

 バレンタインデー、どうせ義理チョコをもらうんだったら見かけより内容である。私は、よくスーパーなんかで3袋1000円くらいで売っている一口サイズのチョコが袋にいっぱい詰まってあるやつが好きだ。だから、義理チョコをお願いするときはいつもこれである。(お願いしてもらうものか?)
 問題は、そのおかえしである。たいてい義理チョコを贈る場合は、ホワイトデーに3倍がえしを期待している場合が多い。くまプ〜なんかは、体の大きさに合わせて10倍くらいのおかえしを要求するので困ったもんだ。だから、いつもホワイトデーには、値段以上に見映えのするものを探すのに苦労するのである。でも、だんだんとネタも尽きてきて・・・、それ相当のものはしないといけないだろうし・・・。
 ということで思いついたのは、何かおいしいものをご馳走することであった。ちょうど事務所を開業したばかりなので、職員旅行と銘打って、瀬戸田にタコを食べに行くのなんてどうだろう?
 ぽんぽこりん、くまプ〜 「大賛成!」
 しょちょー 「そうすれば経費で落とせるもんね。」
 ぽんぽこりん、くまプ〜 「・・・・・・・・・・」

 税務署の人、ここを見んといてね。


       蛸処 「憩」

 そういう経緯で、事務所を開業した年の3月に、第1回タコ食い旅行IN瀬戸田を行ったのである。この時は、たしか平山郁夫美術館見学して、「憩」でタコ食って、それから税金の無駄遣い第3セクター「シトラスパーク」に行って入場料の元を取ろうとオレンジ類の試食をしまくって腹が痛くなったのを覚えている。
 しょちょー 「どう? ぽんぽこりんよりは、よっぽど覚えとるじゃろ?」
 ぽんぽこりん 「しつこいわい!」

 それから1年後の3月、いよいよ第2回タコ食い職員旅行である。集合は10時に東尾道の某スーパー前。メンバーは所長の他、ぽんぽこりんとくまプ〜。第1回と同じである。
 しょちょー 「またあんたらか?」
 ぽんぽこりん 「おみゃ〜が呼んだんじゃろぉ〜がぁ〜。」
 何といっても、「10倍のおかえしを要求するヤツ」がぽんぽこりんとくまプ〜なので仕方がないのである。スーパーで少しウロウロしてたので、予定時刻を3分41秒ほど遅れて出発。いくらぽんぽこりんとくまプ〜が重くてスピードが出ないといっても、ここから瀬戸田まではゆっくり走って1時間かからない。11時前には瀬戸田に到着。
 くまプ〜 「もう着いたん? えらい速いねぇ〜。」
 しょちょー 「君ら携帯電話ばっかりいじっとるから気つかんのよね。これからは車内での携帯電話は禁止!」
 ぽんぽこりん 「携帯持っとらんもんが何よん?」

 ウチの事務所では、所長がいちばん権限がないので仕方がない。良い子の皆さん、電車やバスの車内では携帯電話の電源切っといてね。
 まあ、いらんことはさておいて、お土産物屋をぶらついた後、混雑を避けて少し早めの昼食。今回のメイン・イベント、蛸処「憩」での食事である。この店はガイドブックなどにも載っている有名店で、そんな店にうまい店はない場合が多いのであるが、ここは口コミでもおいしいと広まっており、実際前回も食べておいしかったので、今回も迷わずGO!
 くまプ〜 「まだ腹へっとらんよ〜!」
 しょちょー 「君ら、さっきのお土産物屋で試食しまくるからじゃ!」
 しかし、ぽんぽこりんもくまプ〜も胃袋4つあるので、出てきたらすぐに平らげてしまうが・・・。
 ぽんぽこりん、くまプ〜 「ウチらは牛か?」

 店に入ると、さすがにこの時間のため店内はガラガラ。早速奥のテーブルに陣取って、蛸飯定食を3つ注文。さらに、タコの足を軽く唐揚げた「イボカラ」なるものを追加。蛸飯定食は、タコがたくさん入った豪華な蛸飯にタコの酢の物、それからタコ刺しかタコ天が選べて1800円也。けっこう値段は張るが、味・内容とも十分満足。特にタコ刺しは新鮮でないと出せない逸品ではあるが、なぜかぽんぽこりんはタコ天を選択。男ならタコ刺しだ。
 ぽんぽこりん 「わたしゃ〜、おんなじゃ!」

 追加でたのんだ「イボカラ」が、これまた美味。車の運転さえなければビールがススム君の一品だ。次ぎ来る時はくまプ〜に運転してもらおう。

 こうして我々はタコを十分満喫して瀬戸田を出発。しまなみ海道渡って、大島の亀老山登ったり、今治でタオルの製造工程を見学したりしたが、1年前のことなので、詳しくは省略。
 くまプ〜 「出かけた日にちはよう覚えとったねぇ〜。」
 しょちょー 「だって橋の領収書残してあるもん・・・。」

                                             平成15年2月20日 記

 


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